みずぼうそうワクチン 帯状疱疹ワクチン

ワクチンが防ぐ病気

全身の皮膚(髪の毛のある皮膚、まぶた、口の中、耳の中など)に、紅斑(赤い斑点)、丘疹、水疱、血痂(かさぶた)のある発疹がどんどんできてきます。現在はアシクロビルという、みずぼうそうの特効薬(抗ウイルス剤)を服用することで早く治るようになりました。

ワクチンの説明

生ワクチン。

ワクチンの接種時期・対象者や、費用について

1才〜3才未満は定期接種で1回目は1才になってすぐ、2回目は半年以上空けて接種します。

緊急接種について
みずぼうそう(水痘)の人と接触後72時間以内であればワクチンで予防できるとされていますが、必ず発症しないわけではありません。
(兄弟のように接触が濃厚であると、緊急接種しても効果が低いと言われています。つまり、接種しても発症することがあります。)

ワクチンの効果

1回だけの接種では、かかってしまうことが多いため、2回の接種をおすすめします。

ワクチンの副反応・副作用や注意事項

接種後おおむね3週頃に発熱・発疹を認めることがありますが、通常、数日以内に治ります。

2016.3月~水痘ワクチン(生ワクチン)に50歳以上の方の帯状疱疹の予防の適応が加わりました。過去に水痘にかかった人、ワクチンをうけた方も、50歳以上で1回水痘ワクチンの接種をおすすめします。
2020〜帯状疱疹ワクチン(シングリックス:不活化ワクチン)も発売されました。このワクチンは、2ヶ月の間隔で2回接種する不活化ワクチンです。生水痘ワクチンより高価ですが、予防効果は高く(96〜99%)なります。シングリックスは、接種の必要があると医師が判断 した場合は18歳~接種できます。

費用公費助成については、年々情報が更新されます。神戸市のホームページで確認してください。

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