子宮がんワクチン(ガーダシル)

ワクチンが防ぐ病気

人パピローマウイルス6、11、16及び18型の感染に起因する以下の疾患の予防。
•子宮頸がん及びその前駆病変
•外陰上皮内腫瘍(婦人科のがんの約3%を占めます)
•腟上皮内腫瘍(女性性器がんの約1%を占めます)
•尖圭コンジローマ(HPV6型・HPV11型が原因です)

ワクチンの説明

組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)商品名 ガーダシル(子宮頸がん予防ワクチン)平成23年8月26日発売(平成23年7月1日製造販売承認)

予防効果の持続期間
ワクチンは時間経過とともに免疫力が下がるという性質があります。更に、現時点ではどの位まで抗体価が下がると、HPVの感染を阻止できなくなるのかも判っていません。ガーダシルの予防効果の持続期間は、20年後の調査を待たなければ正確には分からないのです。 しかし、追跡調査が行われていますので、日々、一日ごとに持続期間が延びているとご理解下さい。海外の臨床試験では4年間の有効性が認められています。(ガーダシルを接種した人が、接種後4年間一人も子宮頸がん、及び、子宮頸がんの前癌病変にかかっていないこと報告されてています。)さらに、2011年5月に欧州のEUROGINという研究会で持続期間が7年間という報告がありました。
PDFの13/254ページ(abstractsの61ページ)に記載されています。
Susanne K. Kjaer
"An evaluation of the long-term effectiveness, immunogenicity, and safety of GARDASIL in previously vaccinated women"

ワクチンの接種時期・対象者や、費用・助成制度について

対象者
任意接種(自費)・個別接種・9歳以上の女子に3回接種
公費対象は小学校6年生~高校1年生

接種時期・スケジュール
9歳以上の女性に、6ヶ月の間に合計で3回接種します。
1.初回
2.2回目は初回接種の2ヶ月後
3.3回目は初回接種の6ヶ月後(2回目接種の4ヶ月後)

接種時の服装について
肩から上腕が露出しやすい服装でご来院下さい。ガーダシルは肩から少し下の筋肉に薬液を接種するワクチンです。インフルエンザとは接種部位が異なりますので、ブラウスの袖をまくるだけでは、適正な接種部位が露出できません。一例として、Tシャツなどの上にブラウスなどを着用していれば、下着を露出しなくても「遠山の金さん」状態になれるので、スムーズに接種することができます。宜しくご協力の程お願い申し上げます。

ワクチンの効果

•子宮頚がん等の原因となる4種類のHPVに対する免疫を付けることができます。
•ワクチンを接種することで、成人になってから「子宮頸がん検診」を自ら受けようとする動機づけになります。

ワクチンの副反応・副作用や注意事項

国内臨床試験で認められた主な副反応。注射部位の疼痛82.7%、紅斑32.0%、腫脹28.3%、発熱5.7%、頭痛3.7%など

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